本当にサービスが悪いのか?
帰国してまず驚いたのは、日本ではどこもかしこもものが氾濫していることです。
デパートやスーパーには目がくらむばかりにピカピカの商品が山積みされています。
そして日本式のサービス精神です。
新聞は毎朝届き、出前などという便利なものはあるし、お店にいけば店員さんがたいへんていねいに応対してくれます。
なにしろフランスでは、メルシー(ありがとう)というのはお客の方。
デパートで衣類をたたんで戻さなかったり、八百屋で商品にさわると店員にしかられたりします。
スーパーで値段のついていない物をもってこようなものなら、レジ嬢から値段をみてこいと命じられます。
社会主義国のサービスの悪さがよく言われますが、その源はフランスの現状からもわかるようにヨーロッパ文明のなかに内包されていると思われます。
日本人と西欧の国の人とではサービスの悪さにたいする忍耐力や感じ方に違いがあるらしいということを、フランス人の友人と旅をしながら感じたこともありました。
