森林浴について 2
ン連の生態学者トーキン博士は、それらをフィトン(植物)チッド(殺す)と名づけました。
そしてこれを「人間に生気をもたらす物質」とも述べています。
テルペンは従来、消炎剤、緩下剤、消毒剤などの薬として飲用されてきました。
これらは内服薬であるが、森林浴は呼吸によって肺からこれを捕えて健康を増進しようとするものです。
森林の中のふくいくたる香りには、このような薬理効果のある物質が含まれているわけで、これを吸うことによって自律神経が激刺され、気分が安定したり内分泌が盛んになって体調を整えたり、頭をすっきりさせる健脳作用や運動能力を高めるといった効果が認められています。
森林土壌は、よく発達するほど雨水の透水能をよくします。
それと同様に、降水中に溶けこんでいる種々の物質は、雨水が土壌中を長時間移動する際、土壌に吸着され浄化されるので、奥山の清水はうまいと称賛され、最近はよく「〇〇の水」と銘打って飲用に売り出されるほどになりました。