袖ヶ浦の神社で・・・
袖ヶ浦のとある神社。
ここで行なわれる神事に用いる葦は、昔から中郷井尻という特定の場所から刈ってくるならわしとなっているのだそうです。
刈り取る家筋も代々決まっていて、とあるお宅が担当しています。
それほどこの神事に用いられる葦は神聖視されているのです。
このお宅が2キロばかり離れたヨシヤ(葦谷)まで一人で歩いていくのだそうですが、その間、誰もその姿うぃ見てはいけませんし、ましてや声をかけてもいけません。
そのため13火の夕方になると、どこの家でも早々と雨戸を閉めて忌みごもり、外出は控えるのだそうです。
3メートルほどの葦を痛んだ部分や傷の部分をよけながら、長さ10センチに小鋸で切り、先端は矢筈の形にします。
切った葦の筒は塩を入れた水で洗い清め、筒の中も葦の穂先を入れて清めます。
それを5本、7本、9本、24本、30本と5つに束ねます。
9本のものが種クジと呼ばれ、占いに用いられるのです。
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